第1シーズン
第1回 死者からの伝言
あらすじ
人気コミック作家の小石川ちなみは、自分をいじめてきた編集者の畑野を閉じ込めて窒息死させます。偶然にも立ち往生していた刑事の古畑と今泉がその場所にやってきます。畑野の死体には頭部に殴られた痕があり、紙とペンを持っていましたが、紙には何も書かれていませんでした。
第2回 動く死体
あらすじ
歌舞伎役者の中村右近が車で老婆を事故死させた後、自首を勧めた警備員の野崎と口論し、野崎を誤って死なせてしまう。右近は野崎の遺体を舞台に偽装し、自分の楽屋に戻った後、茶漬けを食べるという奇妙な行動をする。その後、警察が到着し調査を始める中、右近は自動販売機で立ち往生している古畑に出くわす。古畑は右近の発言に気付き、徐々に彼を追い詰めていく。
第3回 笑える死体
あらすじ
精神科医の笹山アリは、以前交際していた田代慎吾が他の女性と婚約したことを知り、彼に殺意を抱く。彼女は田代の好奇心を利用して、彼を言葉巧みに誘導し、ストッキングを被ってベランダから室内に侵入させ、金属バットで殺害する。アリは自ら通報し、田代を強盗として殺したと主張して正当防衛を装おうとする。しかし、奇妙なストッキングを被った死体を見た古畑は、アリの証言と現場の状況が矛盾していることに気づく
第4回 殺しのファックス
あらすじ
推理小説家の幡随院大は、秘書との不倫の末に妻を殺す。彼は殺人を第三者に見せかけるために、妻の誘拐を装ったFAXを送信するが、古畑は彼の不自然な行動に疑問を持つ。幡随院の別荘でも脅迫FAXが送信され、古畑は幡随院の調査を命じる。幡随院は捜査の動向を見守る中で、疑惑が深まる。身代金受け渡し時に幡随院は今泉を歩道橋の監視に指示するが、古畑は彼の不自然な指示に気づき、対策を講じる。
第5回 汚れた王将
あらすじ
将棋の「竜人戦」で自分の進退がかかっていた米沢八段が、自分に有利な状況を作り上げるため、封じ手に次の一手を書かずに封じたことに立会人の大石が気付き不正の可能性を指摘する。封じ手を証人の前で開封すると言い放ち部屋を出ようとする所を灰皿で撲殺し事故死に見せかける。捜査を依頼された古畑は事件と見抜き、犯人は背広を着慣れていない人物だと推測。古畑は地元警察の事情聴取で米沢に疑惑を持つ。次の日の対局で封じ手に予想外の次の一手が記載され、米沢が敗れることにより、古畑は米沢の犯行を確信する。
第6回 ピアノ・レッスン
あらすじ
作曲家である塩原一郎の音楽葬が行われることになり、彼の教え子である井口薫が追悼曲を演奏する予定だった。しかし、塩原の教え子で愛人でもあった井口は塩原の学院が金儲け主義に転じたことを許せず、川合健を殺害する。古畑は事件現場に訪れ、グランドピアノの弦の切れていることや井口の嫌われている評判を知り、井口の捜査を開始する。音楽葬の本番では井口が予定されていない曲を演奏し、怒りを示す。古畑はこれに不審を抱き、グランドピアノの異常に気付き、決定的な証拠を発見する。
第7回 殺人リハーサル
あらすじ
ベテランの時代劇スター・大宮十四郎は、撮影所を閉鎖しスーパーマーケットを建設しようとする社長の城田春彦の殺害を計画します。撮影所内での殺陣のリハーサルの際、大宮は城田を斬り殺すために真剣と模擬刀を取り違えに見せかけて城田を斬殺する。大宮は警察の事情聴取において、自分の過失であり事故だと言い張りますが、古畑は計画的な殺人だと推測し捜査を進めます。しかし、小道具係の山本が真剣と模擬刀を取り替えたと自白します。古畑は見学者が撮影した写真と現在のセットの違いに気づき、大宮を追い詰めていきます。
第8回 殺人特急
あらすじ
天真楼病院の外科部長である中川淳一は、自分の浮気を調査していた興信所の所長である宍戸隆を懐柔しようとするが、失敗する。それから中川は睡眠薬を宍戸のコーヒーに仕込み、彼を眠らせた後、新幹線の座席でカリウムを注射して彼を毒殺する。中川は証拠写真を入手しようとするが、やくざ風の男に見られてしまい、コートごと持ち去る事に。同じ特急に乗っていた古畑は、捜査のため医師の協力を呼びかけた際、中川が名乗り出なかったことで疑いを持ち始める。
第9回 殺人公開放送
あらすじ
自称・超能力者の黒田清は、チンピラ風の男・中島に超能力の種を仕掛けているところを目撃され、もみ合ったはずみで殴り殺してしまう。 自身の超能力を検証する番組に出演した黒田は、科学者・神宮教授によりイカサマをことごとく見破られてしまいピンチに陥るが、突如奇妙な身震いを始めると、自分が殺した男のことを告げ、超能力で死体を発見したかのように偽装するという大博打を打つ。番組の観覧に今泉と訪れていた古畑は一部始終を目撃しており、黒田の行動や言動に不自然な点があった事から推理を始める。
第10回 矛盾だらけの死体
あらすじ
宇野代議士の秘書である佐小水は、宇野の愛人であるマリを殺してしまう。彼らがマンションで別れ話をしている最中、佐小水がマリを押し倒した結果、マリは気を失ってしまい、佐小水は彼女に睡眠薬を与える。その後、佐小水は後処理の件で宇野との口論となり宇野を昏倒させ、部屋を抜け出す。古畑任三郎が現場検証をしている最中、佐小水が戻ってきて自殺電話があったと偽っているが、古畑は状況と佐小水の証言に矛盾を感じる。宇野が一命を取り留めたことを知った佐小水は動揺するが、宇野は当時の記憶を失っていた・・・
第11回 さよなら、DJ
あらすじ
ラジオDJの中浦たか子(桃井かおり)は、付き人のエリ子(八木小織)を殺害した。エリ子はたか子の恋人である作曲家を奪った。たか子はテレビ番組の生放送中にエリ子を襲い、スタジオに戻って放送を続けた。古畑任三郎と今泉は、脅迫状の件でたか子から相談されており、身辺を警護していた。エリ子の死体が発見されると捜査を開始した。古畑は現場で見つかったタバコの吸殻に疑問を抱き、たか子が犯人であることを疑ったが、現場への往復には7分はかかる、たか子がスタジオを抜けたのは3分だけだった・・・
第12回 最後のあいさつ
あらすじ
ベテラン警視の小暮は、クリーニング店員の生原を射殺した。小暮は生原を孫娘を殺した犯人として確信していたが、生原が証拠不十分のため、無罪となったことに不満を抱いていた。小暮は張り込みを装ってホテルに滞在し、生原が店を出るのを待つ。生原を射殺した後、小暮は現場に暴力団のピストルを捨てて、抗争に見せかけようとする。古畑任三郎と彼の部下、今泉は事件を報告するために小暮の元を訪れるが、小暮のアリバイは思わぬところから崩れていく。
スペシャル1 笑うカンガルー
あらすじ
数学者・二本松晋は野田茂男とのコンビで数学の権威ある賞を受賞するが、実際には二本松はスポークスマン役であり、功績の大半は野田によるものだった。授賞式の行われるオーストラリアのホテルで、二本松は密かに愛し合っている野田の妻・ひかるに呼び出された。そこにはひかるに突き飛ばされて頭を打った野田が倒れており、死んでいると思い込んだ二本松は偽装工作を行い、缶詰の懸賞でオーストラリア旅行を引き当て、たまたま同じホテルに居合わせた古畑と今泉を巻き込んでアリバイ工作を図る。ところが野田の部屋に扇子を忘れていた事に気づき、あわてて現場に戻ってみると、驚いたことに野田は蘇生して自分の部屋で数学会の長年の謎「ファルコンの定理」を解明したと、壁に数式を描き続けていた。二本松は数式が確かであることを悟ると、発作的に手柄を横取りしようとその場にあった灰皿で野田を撲殺、あらためて事故死に偽装するが、その最中に足を負傷してしまう。そこへ三方向から女性のホテルスタッフが通りかかり絶体絶命となるが、野田の衣服を着用し、ホテル内のプールを泳いで横断する事で難を逃れた。翌朝の事件発覚後、古畑に疑われていることに気付いた二本松は、凶器の灰皿をひかるの部屋のものとすり替え、全ての罪を彼女になすり付けようとする。古畑は二本松が殺害したと確信するが、ひかるは二本松を庇う言動をするなど、決定的な物証が見つからず捜査が難航する。しかし、古畑は自室と野田の部屋の寝室との違いに気づき、そこに事件の証拠を発見する。
第2シーズン
第1話 しゃべりすぎた男
あらすじ
敏腕弁護士・小清水潔は、別の人との政略結婚が決まっていたため、邪魔になった恋人の向井ひな子を彼女のマンションでガラスの水差しで殺害します。その後、ひな子の部屋を訪れた今泉に犯行を擦り付け、彼が逮捕されます。今泉は弁護士として大学時代の同級生である小清水に弁護を依頼しますが、小清水は彼の罪を軽くするために、傷害致死を認めるように勧めます。しかし、古畑は小清水の発言に疑問を抱き、法廷記録を調べ直し、決定的な証拠を発見します。
第2話 笑わない女
あらすじ
宇佐美ヨリエは、プライオリ女子学院の教師であり、学院の戒律に厳格に従っていた。ある日、彼女は自由奔放な教師である阿部哲也を殺害し、事故死に見せかけた。古畑は捜査に訪れ、阿部の部屋の状況や宇佐美の厳格な戒律の遵守を考慮して、彼女を犯人として疑うが、なぜ彼女が阿部を殺したのか分からない。
第3話 ゲームの達人
あらすじ
医師の乾は推理作家の花見の診察を行っていた。花見は乾に妻の浮気の相談をすると、乾は妻の愛を確かめるために狂言自殺を提案する。しかし実際には乾が浮気の相手であった。乾は狂言自殺を利用して、花見だけでなく妻の常子を殺害し、無理心中に見せかける計画を立てる。
第4話 赤か、青か
あらすじ
天神大学の電気工学部助手である林功夫は大学の近くの遊園地に時限爆弾を仕掛けた後、逃げ出すところを警備員の真鍋茂に見つかり撲殺する。次の日、古畑たちが真鍋殺しの捜査に入るが、遊園地に林からの脅迫電話があり、爆弾の設置場所である観覧車に今泉が乗ってしまったことが判明する。
第5話 偽善の報酬
あらすじ
脚本家の佐々木高代は、仲の悪い妹でマネージャーでもある和子を殺害し、強盗の犯行に見せかけた。しかし、古畑が高代の偽装工作を見破り、高代が犯人であると断言する。古畑は証拠隠滅を防ぐために今泉を配置し、高代の家で凶器を探し始めるが、見つからない。再び高代の家を訪れた古畑は、冷蔵庫の中で高代と和子の名前が分かれていることに気付き、姉妹の不仲を知る。そして、古畑が辿り着いた凶器の正体とは……。
第6話 VSクイズ王
あらすじ
人気クイズ番組「クイズ王」のチャンピオンである千堂は、番組スタッフから事前にキーワードの数字を教えてもらう違反行為で番組を勝ち抜いてきたが、週刊誌に暴露されてしまう。その事で、スタッフから数字の事前通知が止められ、焦って自力で調査をしようと、衣裳部屋に忍び行が、衣装係の沼田ともみあい、沼田は事故で死亡してしまう。たまたまその場に居合わせた、古畑が通報を受けて踏み込んだら、なぜか事件現場には謎のくさやと出前が散らかっており、
第7話 動機の鑑定
あらすじ
骨董商・春峯堂の主人は美術館長・永井と共に骨董品の贋作でお金を稼いでいた。ある日、陶芸家・川北に贋作を暴露されそうになり、骨董商は陶芸家を殺して真作の品を奪おうとするが、美術館長がその際に金銭目的で他の作品も盗んでしまう。警察の捜査が進む中、骨董商は自首を提案する美術館長を自殺に見せかけて殺害し、北川の作品を盗んだことを利用し美術館長と陶芸家殺害事件を繋げてしまう。
第8話 魔術師の選択
あらすじ
マジシャンの南大門昌男は、彼が可愛がっていた毛利サキと彼女の交際相手で悪名高いプレイボーイの倉田勝男に対して反対の感情を抱いていました。あるパーティーで、南大門は倉田に対して毒を仕掛けた。テーブルに並べられた5本のオレンジジュースの内1本に毒を入れたのだ。そして倉田にオレンジジュースを取りに行くことを提案し、毒入りの瓶を選んでいたことが後から判明しました。古畑たちは毛利と動物病院で知り合い、パーティーに招待され事件現場に居合わせたことから、捜査を始めることになりました。
第9話 間違われた男
あらすじ
雑誌編集者である若林は高尾山の山荘で妻の不倫相手を射殺し、さる際に車のタイヤがパンクしてしまい、ヒッチハイクで知り合った男に助けを求める。若林は自分と会ったことは誰にも言わないようにと口止めするが・・・しかし、男が若林の身元を知ると口を滑らせてしまい、家族への留守番電話で話してしまう。若林は犯行が露呈することを恐れ、男を殺害する。その後、若林は男の家に侵入し留守電のエッセー時を消そうとするが、そこに古畑が現れる。
第10話 ニューヨークでの出来事
あらすじ
古畑は福引きでニューヨーク旅行を当て、バスの中で日本出身の女性ののり子と出会う。のり子は古畑が警察官だと知ると、時間を潰すために「友達のおこした事件」として、自身の無罪判決を受けた「完全犯罪」の詳細について話し始める。古畑はその殺害方法を推理しようとする。
スペシャル2 しばしのお別れ
あらすじ
二葉鳳翆は華道家で、タンゴと生け花を組み合わせた独自のフラワーアレンジメントスクールを師匠である二葉鳳水から独立し開いた。しかし、彼女の師匠である二葉鳳水の嫌がらせのためにスクールの存続が危ぶまれている。鳳翆は怒り、鳳水を病死にいせかけた毒殺するために発表会を利用する。今泉がスクールに通っており、古畑が発表会を観劇に訪れていたため、捜査が開始することになる。
総集編 消えた古畑任三郎
あらすじ
古畑が突然行方不明になり、周囲の人々は混乱し、思いを馳せて泣いた。芳賀は過去に古畑が担当した事件が関わっているのではないかと考え、服役中の犯人たちに面会し、古畑のエピソードが語られる。
スペシャル3 古畑任三郎VS SMAP
あらすじ
超人気アイドルグループ・SMAPのメンバーである草彅剛の伯父が自殺に追い込まれるが、その伯父を恐喝していた男をコンサートホールに招き入れて殺害する。「完全犯罪」と思われたが、捜査を担当した古畑がメンバー達の不可解な行動や明確すぎるアリバイの不自然さなどから、何か怪しいと気付く。しかし、決定的な証拠はなかなか見つからない。
スペシャル4 黒岩博士の恐怖
あらすじ
死体の肛門に犯行声明のおみくじが入れられているという猟奇的な連続殺人事件が起きる。どの殺人も事故死や自然死を装っており、さらに被害者たちには共通点がなく、捜査本部は手がかりをつかめずに苦戦していた。警察犬訓練所に異動していた古畑が捜査に協力することになり、被害者の共通点として監察医の黒岩が関わっていたことに着目する。
第3シーズン
第1話 若旦那の犯罪
あらすじ
主人公である気楽家雅楽は人気のある落語家だが、古典落語には詳しくなく、新作を作る才能もない。そこで、古典落語に詳しい苦楽という弟子のネタ帳を盗み、自分が演じていた。しかし、それがばれて揉めた際に殺害してしまう。雅楽は自殺に見せかけるため、苦楽が自分の将来を悲観して自殺したと見せかけた。しかし、雅楽に疑問を持った古畑は、苦楽の死体が煮干しを握っていることに気づき、自殺の真相を追求し始める。
第2話 忙しすぎる殺人者
あらすじ
メディアプランナーの由良は、岩田議員から自身のスキャンダルに関する対応アドバイスが失敗に終わったことで融資を取り下げられていた。その後、由良は自殺に見せかけて殺される。古畑は灰皿に残った燃えカスと撃たれたTVのチューナーに疑いを抱く。被害者が誤ってマッサージサービスの電話を何度もかけていたことから、本当にかけたかったのは由良の部屋ではないかと考える。しかし、由良は被害者と面識がなく、殺害時には秘書と電話で話していたと証言する。古畑は今泉がホテルのイベントを開催しているとの言葉から、解決のヒントを得る。
第3話 古畑、風邪をひく
あらすじ
出張からの帰路、古畑は風邪をひき、雛美村の旅館『雛形』での療養を余儀なくされる。村には古畑の他にも日下部薫子という女性が宿泊していた。彼女は村の地酒をデパートに売り込むための費用と偽り多額の金を騙し取っていた。その事を知った村長は薫子を叱責するも、彼女は開き直り、村長に斬殺される。村人たちは村長を守るため、薫子の存在を消し去ろうと画策する。今泉は薫子に一目惚れしており、彼女を捜索するが、薫子の存在はすべて抹消されている。しかし、今泉は薫子の剥がれた爪を発見し、村の犯罪隠蔽を疑い、捜査を開始する
第4回 アリバイの死角
あらすじ
友人の紹介で歯科医の金森晴子の元を訪れ歯の治療を待っていた古畑は、待合所で金森の元恋人で、金森の助手である瀬川エリに乗り換えた山村淳一が治療を受けているのを目撃する。金森は殺害計画を進めており、金森のクリニックから歩いて5分の場所のオフィスビルのトイレで山村の射殺死体が発見された。古畑は金森の変わった言動やハッカの匂いに疑念を抱き、彼女を追い詰めようとする。
第5回 古い友人に会う
あらすじ
小説家の安斎亨は、妻の浮気を知っていたが無視していた。彼は古畑の古い友人でもあり以前、預かった犬に何かを教え込んでいた。安斎の友人である古畑が彼の別荘にFAXで招待されるが、安斎も妻も古畑に招待状を送った覚えはないと言う。古畑は安斎の家の離れでゲームをしている最中に妻と浮気相手を目撃する。古畑は安斎が妻を殺すのではと疑い、彼の計画を阻止しようと考え始める。
第6話 絶対音感殺人事件
あらすじ
楽団の指揮者である黒井川尚は、愛人のビオラ奏者である滝川ルミと別れ話で口論になり、彼女を灰皿で殴って殺してしまう。黒井川は自身の犯罪を隠すため、ルミに思いを寄せていたクラリネット奏者である石森に罪を着せるような行動をとる。しかし、探偵の古畑が黒井川の危険性を感じ、オーケストラの中に石森を組み込んで、彼の怪我を黒井川が聞き分けられることを利用して、彼を追い詰めていく。
第7話 哀しき完全犯罪
あらすじ
女流棋士の小田嶋さくらの夫である棋士の佐吉は、さくらを束縛し、妻として従順であることを望んでいた。さくらは彼女のテレビ出演を止めようとしていた佐吉を殺害し、警察に通報する。警察は佐吉のトロフィーが盗まれていたため、熱狂的なファンによる犯行と考えるが、古畑は料理が得意な佐吉が作ったとされる麻婆豆腐が美味しくないことに気づき、さくらがアリバイ工作のために作った可能性を疑う。
第8話 完全すぎた殺人
あらすじ
事故で車椅子生活を送る科学者・堀井岳は、親友の等々力が元恋人と婚約したことに怒り、等々力を殺すことを決意する。彼は爆弾を遠隔操作して等々力を爆殺し、それを恵に疑われるように仕組んだ。しかし、古畑は堀井の発言から彼が犯人であることを確信し、彼が予測できなかった親友の行動が解決の鍵になると気づく。
第9回 雲の中の死
あらすじ
西洋美術研究家の臺修三は妻と一緒に飛行機で日本に向かっていた。すると、旅先の不倫相手である市川由美子に出会ってしまう。臺は由美子と一緒に化粧室に入り、プリクラを捨てさせようとしている最中に飛行機が揺れ打ち所が悪く由美子が死んでしまう。化粧室を出た所を少年に目撃されてしまい、臺は犯人捜しに巻き込まれるが、今泉から副機長と間違われた為、難を逃れながら成田到着を待つ。
第10回 最後の事件・前編
あらすじ
古畑任三郎、今泉慎太郎、西園寺守の3人の刑事は、ゲームのような犯罪者たちの「ゲーム」に巻き込まれる。電車ジャック事件が進行中で、犯人たちはコンピューターを利用して犯罪を行っている。牟田は車内にバッグを置き忘れたまま、電車を飛び出し男に射殺された。事件は通り魔の犯行と思われていた。一方、牟田が電車に置き去りにしたバッグにSAZのメンバーが頭を悩ませている。SAZのリーダー日下光司は、遺失物センターからバッグを取り戻すための作戦を思いつく。
第11話 最後の事件・後編
あらすじ
「SAZ」というグループが、友人が忘れたボストンバッグを取り戻すために、駅の電車運行表示システムを操作し、架空の電車ジャックを起こしました。彼らは警視庁の公安部を装っていましたが、古畑任三郎は彼らの不審な行動に気付き、身代金の受け渡し場所まで同行しました。なぜ彼らはこんな大規模な計画を立てたのか、古畑は巧妙に仕組まれた「犯罪ゲーム」の謎に挑戦します。
スペシャル5 すべて閣下の仕業
あらすじ
黛竹千代は中南米の特命全権大使であり、地元の企業との癒着を暴露するという参事官の川北健を殺害し、それを反日団体の誘拐事件に見せかけようとする。古畑は休暇中にパスポートを紛失し、大使館を訪れて滞在することになる。古畑は川北を誘拐したという手紙を見て黛を疑い始め、手紙の内容と黛の反応に不自然さを感じる。追い詰められた黛は、古畑の追及から逃れるために偽装工作を行い、警察に大使館を捜索してもらおうと申し出る。彼が目録通りに、現地人職員の部屋から証拠品が見つかるのだが…。
ファイナル
第1話 今、蘇る死
あらすじ
堀部パンの社長である伍平がクマに襲われて死に、その後を甥の大吉が社長になり、弟の音弥が副社長になる。大吉は工場の裏山を売却してレジャーランドにする計画を進めるが、音弥が反対して対立する。音弥は郷土資料館で館長の天馬恭介を手伝っているうちに、見つけた自由研究のノートに書かれた「人の殺し方」を使って大吉を殺害するが、自身も猟銃の暴発で死んでしまう。事件は犯人の自殺で終わったかに思われたが…。
第2話 フェアな殺人者
あらすじ
元警察官で現在はバリトンホテルの警備員として働く向島を訪ねた古畑と今泉、西園寺の前に、帰国中のメジャーリーガー・イチローが現れる。実は向島はイチローの異母兄だったが、向島を脅迫していたフリーライターの郡山によってイチローは逆に脅されていた。イチローは、郡山を刺殺して自殺しようと考えていた向島から毒物を取り上げて郡山に飲ませ、彼を服毒死させた。古畑はイチローの嘘を嫌う清廉な意志に刺激され、イチローとの対決を決意する。
第3話 ラスト・ダンス
あらすじ
脚本家の大野もみじ・かえでは一卵性双生児であり、共同で脚本を書いていた。彼女らは「加賀美京子」というペンネームで多くのヒット作を生み出してきた。人気の推理ドラマ「ブルガリ三四郎」もその一つであり、最終回の打ち上げパーティーにはドラマの監修をしていた古畑も招かれた。しかし、姉妹の間には方向性の違いが生じ、自殺を装った殺人事件が起き、コンビは解消される。古畑は捜査を担当することになるが、予想外の結末が待ち受けていた